BakaFire Party今後の大展望(2026年度篇)
こんにちは、BakaFireです。
今回の記事より新しいブログでの掲載となります。当ブログでは『桜降る代に決闘を』関連のニュースだけでなく、BakaFire Partyの製品全般についての内容を取り扱う予定です。とはいえ、しばらくは他作品の記事は予定しておりませんので『桜降る代に決闘を』ブログにゲームマーケット出展の情報が加わるくらいで考えていただければ幸いです。
そして本日をもって2026年度となり、私どもBakaFire Partyの挑戦もひとつの節目を迎えました。本日はその途中経過としてのご報告と、本年度の展望の共有のために筆を執らせていただきました。
併せて、昨年度にわたって応援いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。本年度も引き続き、応援の声を賜れれば嬉しい限りです。
それではさっそく、昨年度の振り返りからはじめましょう!
昨年度の振り返り
BakaFire Partyは昨年4月のBakaFire Party2.0の記事にて2025年の挑戦内容を表明いたしました。そちらを見直しつつ、現時点での進展をお知らせいたします。
個人サークルからゲーム開発組織へ
2025年での最大の変化は、BakaFire個人の同人サークルとしてのあり方から、ゲーム開発を目的とする法人組織への変化にありました。その変化の第一歩として、ローヴェレさんがBakaFire Partyの法人格にあたる株式会社碩星楼に社員として入社したことは昨年度にご報告差し上げた通りです。
補足しておくと、BakaFire Partyは2018年頃の時点で活動規模から法人成りはしておりましたが、あくまで数多くの協力者に支えられていた形でしかなく、本質的には個人の同人サークルでした。しかし昨年度からは複数の社員が関わる形でのゲーム開発へと移行し、まず最初の1年を乗り越えたと言えます。
大幅な体制の変化は簡単ではなく、数多くの困難がありました。この1年は私とローヴェレさんの間で分業や体制の整備を進める1年だったとも言えるでしょう。そして今、BakaFire Partyは互いの長けた分野を活用しやすい組織へと変化しつつあります。
当然ですが、目的は変化そのものではなく、より大きなコンテンツと体験を生み出すことにあります。後述する数々の挑戦を実行し、一部を実現できたのは変化の成果であり、これからも挑戦を続けるために私どもは変わり続けていく必要があります。
『桜降る代に決闘を 再演』
『桜降る代に決闘を』に関する大目標は展望記事でお伝えした通り、本年の10周年を越え、20年を重ねるコンテンツに育て上げることであり、その手段としてナンバリングタイトルとしての確立を掲げておりました。
そのために現行の新幕シリーズと次のナンバリングを接ぐための新たなシリーズにあたる『再演』を発表しました。後述するVR版と共同でクラウドファンディングを実施し、結果として3,500万円を超えるご支援を賜ることができました。
アナログ版のゲーム内容開発は順調に完了し、現時点までで入稿作業もほぼ完了いたしました。昨今の物価高や、世界情勢の急変に伴う製造コストの急騰による影響を非常に大きく受けましたが、クラウドファンディングにて十分な資金を頂けましたおかげで無事に皆様の元にお届けできます。賜りましたご支援に対しまして、改めて深く御礼申し上げます。
5月16日から17日に開催されるゲームマーケットでの先行販売および、その直前に配送を予定されていますクラウドファンディング先行分にて、実際に皆様にお手元に取っていただき、お楽しみいただければ嬉しい限りです。
VRC桜降る代に決闘を
VRアナログゲームの開発を手掛けるREARV様との共同開発で、VR版を制作いたしました。前述のクラウドファンディングにて賜りましたご支援を基に、昨年12月にベータ版をリリースしました。その後、皆様よりいただきました多数のフィードバックを基に改善を進め、正式版として展開しております。
開発の過程や現在に至るまで、発信・ディレクション不足によりご支援いただきました皆様に不安を抱かせてしまうことがあった点を申し訳なく思っております。ご支援を正しく使い、VRChat上での皆様により良いコンテンツをお届けできるよう、現在もREARV様と緊密に連携しながらプロジェクトを進めております。
結果として、昨年の12月のベータアクセス開始以降、のべ2万以上のユーザーにご来訪いただけました。今後も改善を進め、今年の6月頃までにワールドの美観や新幕メガミの実装、再演版の展開を中心とした大型アップデートを実施する予定です。
『桜降る代に決闘を』Steamデジタル版
対戦ツールとしての機能に集約して開発しておりましたSteamデジタル版の開発も終盤に差し掛かり、今は皆様にDemo版の形でお見せできる状態に至っています。
※Demo版はこちらより無料でお楽しみいただけます。
有志の開発チームである”Sakura Scholar”の皆様の素晴らしい働きにより、現時点までで実装されているカード処理もほとんど正しく自動化されている上、対戦ツールとしての手触りは大型タイトルにも劣らないクオリティとなっています。
現在は様々なメガミの実装を進めております。さらにDemo版の開発用Discordにて皆様から賜りましたご意見やバグレポートを踏まえ、カード処理の誤りや稀に発生するバグの修正も進めています。既にご協力いただいている皆様にお礼を申し上げるとともに、今後もご意見・ご報告をお願い申し上げます。
新作大型ボードゲーム『ドリームテーゼ』
BakaFire Party単独の企画としては久方ぶりとなる大型完全新作タイトル『ドリームテーゼ』の開発を行ってまいりました。
2025年度中にゲーム内容の開発自体は終了し、春のゲームマーケットにて発売予定でしたが、製造工場側で作業に誤りが生じたため、発売を秋のゲームマーケットに遅らせる形となりました。
それ自体は残念ではありますが、偶然に生まれたこの半年間は好機とも捉えております。ゲーム面のブラッシュアップはもちろんのこと、キャラクターコンテンツとしてもより新しく冒険的な挑戦を進めております。それぞれの作品にふさわしいやり方で、これまで行ったことのない表現へと挑戦するのはとても楽しく、全霊を込めて仕上げたいと考えております。
春のゲームマーケットでは本作についての特別展示も予定しております。ぜひ会場にて足を運んでいただければ幸いです。
『惨劇RoopeR』
余力の範囲で盛り上げられるよう計画しておりましたが、昨年度は私もローヴェレさんも想定以上に余力がなく、本作にまで手が回りませんでした。ご期待いただいた皆様にお詫び申し上げます。
本年度は様々な試みが世に出る兼ね合いから、本作についての試みは計画しておりません。現時点では来年度に計画している試みの中に、本作に関する動きも含まれております。
他社と開発中の各種ゲーム
私がゲームデザインを手掛けた『推しマンガを持ってきて遊ぶゲーム』が2025年12月に双葉社様より発売されました。
https://fr.futabasha.co.jp/special/futabakugames/my-fave-manga.html
自分の好きなマンガをゲームのコンポーネントとして使って盛り上がれるパーティーゲームになっております。各種ECサイトやボードゲームショップ様にて販売されておりますので、手に取っていただければ嬉しい限りです。
振り返りのまとめ
ご覧の通り、昨年度はBakaFire Partyにとって初めての試みを多数行いました。様々な困難もありましたが、多くの試みが本年に繋がる形で進展できたと考えております。
様々な形で支えてくださった全ての皆様に、もう一度深くお礼申し上げます。ありがとうございました!
本年度のBakaFire Partyの挑戦
振り返りを一望して分かる通り、昨年度の動きはどちらかと言えば下準備にあたります。様々な試みが結実し、実際に世に出てご評価をいただく本年度こそが本番だと言えるでしょう。
次は本年度の挑戦について、応援いただいている全ての皆様に共有いたします。まずは組織としての話を行い、その後に様々な作品や試みをお話ししていきます。では、はじめましょう!
Owl8さんが入社しました
これまで主に『桜降る代に決闘を』シリーズのルールマネージャーや、ITエンジニアリングの分野で協力してくださいってたOwl8さんが、株式会社碩星楼の社員として入社しました。
BakaFire Partyの製品群のウェブサイトやシステムの多くは、周囲の方々の助けを借りながら私が制作・運営してきましたが、時間や技術の制約から手が回らない部分もありました。今後はそれらをOwl8さんが担当し、各種システムやサービスの改善・円滑化を進める見込みです。
そしてこの動きは、これまでの展望で述べてきた中期的目標に向けた大きな一歩でもあります。即ちより人員を増やし、より大きな挑戦ができる状態になることです。
この実現には昨年度の幾つかの成功が背景にはあり、今現在の状況は良好です。しかし正直に申し上げると、必要な冒険を進めている面もあると皆様には共有しておきます。上述の通り、試みが実際に世に出て、ご評価を賜るのは本年度です。体制を維持できるかは本年の成否にかかっています。
しかしその上で皆様に満足いただける形でコンテンツを運営するには、今ここで冒険しなければならないと判断し、雇用を決断いたしました。Owl8さんのルール運用への慧眼、ITエンジニアとしての技術は疑う余地のない素晴らしいものであり、これまでの長い付き合いから信頼しております。引き続き、3人の体制となったBakaFire Partyを応援いただければ幸いです。
経営体制のさらなる改善
経営に関する試みが進んでいる点も併せてお伝えいたします。上述の通り、私どもはコンテンツのために経営面で冒険しています。その冒険の成功にはコンテンツの開発・運営の改善が必要なのは当然ですが、それだけでは片手落ちです。企業組織としての経営の改善もまた必要です。
現在、そのための試みも並行して進めております。コンテンツの成功と併せ、より長く、より良いコンテンツをお届けできるよう尽力してまいりますので、こちらの面でも応援を賜れれば幸いです。
『桜降る代に決闘を』関連の続き
ここからはコンテンツに関する話となります。まずは振り返りで触れてきた『桜降る代に決闘を』関連の試みにつきまして、それらの続きが進んでいきます。
『再演』は実際に発売し、公認イベントが開催できるようになり、新たな環境がお楽しみいただけるようになります。
VRC版は上述の通り6月までに大きなアップデートが行われます。
Steam版はデジタル版展望でお伝えした通り、4月、5月にメガミローテーションによるテストを続け、6月のSteam Next Festでの早期アクセス版リリースを目標に開発を進めております。
大型イベント「第二回天音杯」
新たなシリーズが始まったならば、大きな祭があるのは当然でしょう。『新幕』シリーズで最大のイベントだった「天音杯」の名を冠し、桜降る代の出来事としても意味のある催しとして、大型イベント「第二回天音杯」を再演シーズン1に開催いたします。
開催は2026年9月を予定しております。桜降る代の時代が進む時をお楽しみくださいませ。
『桜降る代に決闘を 再演第壱拡張』発売
『再演』シリーズの計画通り、ゲームマーケット2026秋には『再演第壱拡張』の発売を予定しております。様々な変化とともに帰還するメガミたちと、糾える時代における桜降る代の変化にご期待ください。
『ドリームテーゼ』発売
上述通り、大型完全新作タイトル『ドリームテーゼ』がゲームマーケット2026秋に発売します。まずは2026春での展示をお楽しみいただき、その上でご期待いただければ嬉しい限りです。
他社と開発中の各種ゲーム
今年度も何らかの形で、他社と共同で開発したゲームが発表される予定です。いずれも現時点で詳細は公表できませんが、皆様に楽しんでいただけるよう開発に邁進しております。
特に本年の夏ごろに発表される予定のタイトルは、BakaFire Party史上最大の規模となる見込みです。ぜひ続報に期待くださいませ。
まったく新しい試み
こちらも現時点では詳細を公表できませんが、私どもとしてまったく新しい試みへの挑戦を進めております。BakaFire Partyだけでなく、アナログゲームコンテンツを制作している他団体の皆様のお力も借りた大掛かりなものとなる見込みです。
こちらは本年の秋ごろに詳細をお伝えできるようになる見込みです。ご期待くださいませ。
おわりに
長文をお読みいただきありがとうございました。助走の時を終え、本番となる2026年度の私どもを引き続き応援いただければこれ以上の喜びはございません。これからもよろしくお願いします。
